2020-11-01から1ヶ月間の記事一覧
数年前,まだ科学を独学で勉強していた頃に読んだ本の1つである.あれはゆらぎやアトラクターといった何となくいい響きのする言葉に取りつかれていた頃だった.いまこうして読み返すことになったのには訳がある.それは先日この本の著者である蔵本先生のお…
吉行淳之介「水の畔り」 ・1995年5月号の新潮で発表された短編. ・作者は前年に結核のため手術. ここには構成的に弱い部分や,文章が薄くなっている部分が散見されます.p.42 構成的に弱い,強いとは具体的にどんな文章だろう? すらりと周りに混じりきら…
この本を読むことになった理由は, 最近論文で制御性T細胞が出てきたから.最近よく名前を目にしていたし,そもそも免疫自体詳しくないので,免疫の勉強として読もうと思った. 第1章 免疫系がインスリンを分泌している膵臓のβ細胞を攻撃することで起こるの…