Hear the Wind Sing の英語:Chapter 35

Chapter 35

 

“When we cut open its abdomen all it contained was a single cud. So I put the cud in a plastic bag, took it home, and set it on my desk. Since then, whenever things get rough, I look at that lump of half-digested grass and wonder, why would a cow take such pains to regurgitate and chew such an unappetizing, pathetic thing over and over again?”

cut open...切り開く/裂く (このopenは形容詞?そんな使い方ある?)

cud...反芻食塊/食い戻し

a single cud...ひとつかみの草(本文より)

whenever things get rough...何か嫌なことがあるたびに

get rough...(海などが)荒れる

regurgitate...吐き出す、反芻する

unappetizing...食欲をそそらない/不味そうな

 

evolution has to work its way through generations.

 its way through ~ ...~のなかで/~を通じて

進化は世代交代を通じて起こる

 

The wind that shook the leaves of the willow trees had a trace of the end of summer.

shook...shakeの過去形。揺する 

trase...痕跡、ほんのわずか

a trace of the end of summer...ほんのわずかな夏の終わり

 

“So you’re a Capricorn?” she said.

Capricorn...山羊座

 

“Not the best sign to be born under, huh? Like Jesus Christ.”

sign...星座

born under a bad sign...悪い星の下に生まれる

 

The warehouses we passed looked quite old, the cracks between the bricks slick with green moss, the darkened windows high above covered by sturdy iron grating.

slick...滑らかな、

sturdy iron grating...頑丈な鉄の格子

 

the full aroma of the ocean hit us and the row of willows abruptly ended, as if teeth had been knocked from their sockets.

socket...窪み、窩、歯槽

 

The lights of the shipyard dock were straight ahead, illuminating a Greek freighter whose cargo had already been unloaded, judging from the high waterline.

freighter...貨物船

waterline...吃水線(貨物の重みで船が沈み、その時に水面と同じくらいになる線)

 

 

35章での疑問/感想

  • 彼女は旅行に行ったと嘘をついた。その理由を知りたいかと僕に聞く。そこで僕は、唐突に牛の解剖の話をする。腹を裂いて出てきたひとつかみの草を袋に入れて持ち帰り、なぜこんな惨めなものを反芻するのか不思議だった、そういう話だ。それに対して、彼女は「わかったわ。何も言わない」と答えた。なぜ牛の話が理由を聞きたくないというニュアンスを持ったのか? 

Hear the Wind Sing の英語:Chapter 12

Chapter 12

夜の7時15分に藤椅子に座りながら、ビールを飲んでいると、ラジオから電話がかかってきた。誰かが僕のために曲をリクエストしてくれたみたいだ。曲はカリフォルニア・ガールズ。

 

I took a hasty slug of beer to wash the remnants of the cheese crackers down my throat. 

hasty ...急な/慌ただしい 

slug...ナメクジ、一息で飲む量(一杯)

慌てて一息でビールを飲むということ。

 

“That’s a real no-no. You should be listening to your radio. Reading will just make you lonely. Catch my drift?

drift...漂流、意味/真意

そうだろ?、つまり意味わかるだろ?と言うこと。

ちなみにdriftersは漂流者と言う意味。でも、繋がりはなんだろう?

 

“All right, then … hic … now we can talk. Ever hear a DJ with hiccups before?”

hiccups...しゃっくり

 

“She has requested that blast from the past, ‘California Girls,’ by the Beach Boys. Ring a bell?”

blast...突風、衝撃

blast from the past...懐かしいもの

 

I thought again. This time I could feel an infinitesimal something tugging at a corner of my memory.

infinitesimal...ほんのわずかな

tug...引っかかる

 

“So there you go, young lady. It looks as if he’s finally going to return that record. Made your day, I bet … By the way, how old are you?”

made your day...よかったね

 

“So then … hic … a dog could be a stand-up comic, couldn’t he.”

stand-up comic...漫才師

 

 

Neurology | Gross Anatomy of the Spinal Cord and Spinal Nerves

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Neurology | Gross Anatomy of the Spinal Cord and Spinal Nerves

 

CNSとPNS

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1:31

CNS (Central Nervous system: 中枢神経系)は,Brain (脳)とSpinal cord(脊髄)に分かれる.

PNS (Peripheral Nervous system: 末梢神経系)は,Sensory(感覚)神経とMotor(運動)神経に分けられるが,どちらもSpinal Nerves(脊髄神経)を構成する.

CNSとPNSは分離しているわけではなく,互いに密接に関係しあっている.次に,どのように関わり合っているのかを見る.

 

中枢神経系の脊髄から,末梢神経系の脊髄神経が伸張する

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5:30

一番上に脳がある.Cerebrum(大脳)とB.S.(Brain stem:脳幹)がある.脊髄は脳幹から連続的に下に伸びる中枢神経系である.ちなみに,脊髄はForaman magnum(大後頭孔)という頭蓋の開口部を通過する.

脊髄は,5つの領域に分けられ,ここでは色がそれぞれつけられている.上から箇条書きにしよう.

Cervical segment (頸髄)

Thoracic segment (胸髄)

Lumber segment (腰髄)

Sacral segment (仙髄)

Coccygeal segment (尾髄)

それぞれから神経が伸張しており,これが末梢神経系のSpinal nerves(脊髄神経)である.

では,次に脊髄神経について見ていこう.

 

 脊髄神経の構造

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7:46

脊髄神経は合計何本伸びているのか?

脊髄神経は左右1対ずつ伸張するのでPAIRとなっていることに注意する.

Cervical segment (頸髄)...8対の頸神経

Thoracic segment (胸髄)...12対の胸神経

Lumber segment (腰髄)...5対の腰神経

Sacral segment (仙髄)...5対の仙骨神経

Coccygeal segment (尾髄)...1対の尾骨神経

8+12+5+5+1=31対.合計で31対の脊髄神経が伸びる.ここで脊椎に基づいた覚え方がある.

You eat breakfast at 7(頸椎), lunch at 12(胸椎), dinner at 5(腰椎). You have a big drink(仙椎) and a small dessert(尾椎). 

ここで,”なぜ頸椎が7個なのに頸髄の脊髄神経が8対なんだ”と思うだろう.下の写真を見て欲しい.

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10:29

頸部以外の脊髄神経は,それぞれ対応する脊椎骨の下側を通っている.胸神経(胸部の脊髄神経)T1は胸椎T1のすぐ下,胸神経T2は胸椎T2のすぐ下...というように.一方,頸神経だけは例外的に脊椎骨の上側を通る神経が1対ある.それが頸神経C1である.こうした理由で,頸神経だけが,頸椎7こに対して,8対あるのである.上の写真で確認して欲しい.

 

途中

 

「解剖学教室へようこそ」養老孟司,ちくま文庫,2004

第1章

解剖には種類があるという.

この人は,からだのどこの具合が悪かったのか.その結果,どういうことが起こり,なぜ死ぬことになったのか.それを調べるのを病理解剖という.(中略) 「ヒトのからだは,どんなふうにできているか」それを知る目的で行う解剖を,系統解剖という.

・病理解剖

・系統解剖

この他にも,死因が不明で,かつ犯罪の疑いがある場合に行われる司法解剖がある.

司法解剖

 

 

ホルムアルデヒドで人体や細胞を固定するのは,腐敗せず,長く保存することに目的がある.では,なぜ腐敗するのだろうか?ということについて.

生物の細胞には,死んでしまうと,自分から壊れてしまう性質があることを知らなくてはならない.

固定とは,実際にはタンパク質の変性である.ということは,自分を壊すのはタンパク質ということだろう.何が自分を壊すのだろう?もう少し後で説明されるという.

 

解剖は”献体”で行われる.

生きているうちに「死んだら私のからだを解剖して,医学に役立ててください」と決めた人たちなのである.

これが献体

 

 

第3章

解剖のはじまり

名前をつけるとは,どういうことか.ものを「切ること」である.P.59

人間のからだの一部に「頭」という名前をつけると,「頭でないところ」ができる.「頭」と「頭でないところ」の境界ができる.その境界は切れる.

ある場所に「アメリカ」という名前をつけ,またある場所に「カナダ」と名付けると,境界が生まれる.地面はずっと続いてるのに,切れてしまう.

ここで,名前をつけるのは,人間である.人間は言葉を使って名前をつけ,ものを切る.言葉を使えなければ,ものを切れない.サルは言葉を使えない(としよう).だから,サルはものを切れない.

「頭」という言葉を使えなければ,解剖ができない.ということは,言葉が使えれば,ものが切れるので,解剖ができる.

これが解剖のはじまり.なぜなら,ことばの中,すなわち頭の中で,からだがまず切れてしまうから,実際に「切る」ことになるのである.p.62

 

車というものができたおかげで,車を考えついたわけではない

頭のなかで「切れる」のと,実際に「切る」のとは,違うでしょうが.それは違う.でも,頭のなかで「切る」から,やがては実際に「切る」ことになる.頭の中で,車というものが考えられたから,やがて実際に車が作られるようになったのである.車というものができたおかげで,車を考えついたわけではない.新しい車を作るなら,まず設計図を引かなくてはならない.車ばかりではない.頭の中で家の設計図ができるから,家が建つ.人のからだを「ことばにしよう」とするから,解剖が始まるのである.なぜなら,ことばには「モノを切る」性質があるからである.

ここは,切られてできるものとして,

・車

・家

・解剖

があげられている.(全部人が作ったものだ)

ここに,ヒトを一緒にすると混乱が生じるだろう.頭の中で車というものが考えられたから,やがて実際に車が作られるようになったのなら,ヒトを考えたのは誰だろうと考えると,わからなくなる.だから,「人が作ったもの」と「人が作ってないもの」に分けて考えるのがいいだろうと思う.

 

何の役にたつか

解剖が始まった理由を,「何の役に立つか」で説明する.こうした説明は,とおりがいい.でも,それだけでは説明できないことがたくさんある.やがてそれに気づく.しかし,「何お役にたつか」.それを聞いて満足するのであれば,それでもいいのである.

でも,私は満足しない.なぜなら,何の役にたつかわからないもの,それはこの世界にはたくさんあるからである.例えば,うちの庭に転がっている,あの石.ひょっとすると,誰も見たことがないかもしれない,宇宙のかなたの小さな星.君自身は何の役に立っているのだろうか.だから「役に立つ」という説明ではない説明を,解剖についてやってみたのである.p.64

この文章のおかげで,僕はまた1つ自分を理解できたと思う.僕は,役に立つという説明ではない説明を,自分に対してやってみたい.(自分は何の役にたつのかという疑問は,多くの人が持つ疑問だろう.でも,はっきりというが,この疑問は愚かである.多くの人間は悩んでいるふりをしていると思う.なぜ僕がこう思うか.この説明を記事にしてみたいと思う.)

 

第5章

小さな,より下の,単位を,正しく並べる

人体は,何種類かの細胞でできている.その細胞を,正しい順序で並べれば,人体ができる.p.116

Dogという単語は,dとoとgの3つのアルファベットからなる.それが,dogと正しく並んで初めてdogという意味が取れるようになる.Dgoではダメで,odgでもダメ.これと同じように,異なる種類の細胞を正しく並べなくては,人体は理解できない.1つ1つのアルファベットを眺めていてもダメで,細胞1つを眺めているだけでもダメなのである.

 

Neurology | Adrenergic Receptors

Neurology | Adrenergic Receptors 

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アドレナリン受容体の分類

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3:41

アドレナリン受容体(AR)は,アドレナリン(エピネフリン)またはノルアドレナリン(ノルエピネフリン)と結合する受容体である.

ARは,α型とβ型に大別される.そのうち,αはGq型のα1ARとGi型のα2型に分けられる.一方,βは全てGs型だが,β1AR, β2AR, β3ARの3つに分けられる.

 

ARの細胞内シグナル伝達

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14:22

α1ARにEpi(Epinephrine)またはNE(Norepinrphrine)が結合.※Epiの方が親和性が高い.

--> Gq型Gタンパク質GTP型になり活性化

--> PLCを活性化

--> PIP2を分解し,DAGとIP3が産生される.

--> DAGはPKCを活性化し,様々なタンパク質をリン酸化する.IP3は小胞体のIP3受容体に結合し,Ca2+放出を促す.

--> Ca2+はCalmodulinと結合し,Ca2+/CAM複合体を形成する.

--> 様々なタンパク質をリン酸化.

--> リン酸化されたタンパク質には,細胞の種類によって異なるため,異なる細胞応答を引き起こす.

・カチオンチャネルを活性化(membrane permeability). Na+の透過性が上昇し,細胞が脱分極する.

・Metabolic functions

・DNA transcription

 

α2ARにEpi/NEが結合

--> αサブユニットが,β/γサブユニットから乖離

--> αサブユニットはACを抑制する.β/γサブユニットはK+チャネルの開口確率を減少させることで,細胞を過分極させる.

--> cAMP濃度が減少

--> PKAが不活性化

--> ターゲットタンパク質のリン酸化が減少

 

β1/2/3ARにEpi/NEが結合

--> Gs型Gタンパク質が活性化

--> ACを活性化

--> cAMP濃度が上昇

--> PKAが活性化

--> 様々なタンパク質がリン酸化

 

血管の構造

Tunica media - Wikipedia

en.wikipedia.org

血管は主に以下の三層に大別される.

・内皮(Endothelium)細胞からなるTunica intima

・Smooth mascle (平滑筋)細胞からなるTunica media

・結合組織(Conective tissue)からなるTunica externa

このうち,Tunica mediaを構成する細胞には多くのAR(アドレナリン受容体)が発現している.--> Epi/NEに対する感受性が高く,収縮弛緩を制御する細胞となっている.

 

血管平滑筋細胞&立毛筋の収縮はα1ARを介して起こる

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18:29

闘争-逃走の状況(Fight-or-Flight situation)において,血中にEpiが増えた場合について考える.この場合,筋肉などの闘争-逃走に必要な器官への血流は増えた方がいいが(血流が増加すること=エネルギーの供給が増えることなので),必要のない器官・組織への血流は減少させた方が生存に有利である.この闘争-逃走に必要のない組織の例として,皮膚があげられる.皮膚への血流量減少は以下のように起こる.

血管平滑筋のα1ARにEpiが結合

--> Gq型なのでPLC

-->IP3産生

-->ER上のIP3受容体

--> ERストアからのCa2+放出

-->平滑筋細胞収縮

-->血管収縮

--> 皮膚への血流減少

この反応の結果,皮膚が青白く(palish)なる.

 

また,立毛筋(Arrector pili)にもα1ARが発現しているので,以下の反応が起こる.

立毛筋にもα1ARにEpi結合

--> 同様の機構で,筋肉収縮

--> 毛が逆立つ

 

腎臓および胃腸への血流量減少もα1ARが関与する

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20:48

腎臓,胃,腸への血流量も(皮膚と同様の機構で)減少する.

つまり,

α1ARへのEpi結合

--> Gq型Gタンパク質活性化

--> PLC活性化

--> PIP2分解,IP3産生

--> ER上のIP3受容体活性化

--> ERストアからCa2+放出

--> 平滑筋収縮

--> 血管収縮

--> 血流量(B.F: Blood flow)減少

 

筋組織への血流量上昇にはβ2ARが関与する

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22:13

筋組織へ向かう血管平滑筋細胞にはβ2ARが発現している.

β2ARにEpiが結合

--> 血管弛緩

--> 血流量上昇

 

闘争-闘争応答で,心臓への血流量は変化しない

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24:24

心臓へ向かう血管平滑筋にはα1ARとβ2ARが発現している.前者は平滑筋細胞の収縮を促すことで,血流量を減少させようとする一方で,後者は弛緩を促すことで,血流量を上昇させようとする.この受容体がどちらもはたらいた結果,血流量は変化せず,したがって心臓への血流量も変化しない.

これは,心臓への血流量は,自律神経系である交感神経系の影響を受けないことを意味している.なぜか?自律神経系は変動が比較的激しいシステムだからである.変動が激しいシステムに制御下に,心臓が位置するのは危険である.

その代わりに,心臓にはMetabolic Control(代謝制御系)が備わっている.すなわち,酸素が減少した場合に,血管が弛緩し,心臓への血流量が増加する.または,アデノシンが増えた場合に,血管が弛緩し,心臓への血流量が増加する.これは,Autoregulationとも呼ばれる.

 

α1AR/β2ARによって,CNS(Central nervous system)への血流量は変化しない

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25:49

α1AR/β2ARの機能によって,皮膚,胃,腸,筋肉への血流量が変化するのを見てきた.しかし,心臓に加えて,CNSは例外である.理由と機構は心臓と同じ.

CNSは,Myogenic machanismによって,自身の活性を自己制御する.他のNinja nerdの講義で度々紹介されているシステムで,血圧が減少すれば血流量を増やすように機能し,血圧が上昇すれば血流量を減らすように機能する.

 

 毛様体筋の弛緩,瞳孔散大筋の収縮

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28:55

・毛様体筋(Ciliary muscle)のβ2ARが活性化

--> 毛様体筋が弛緩

--> レンズが薄くなる

--> FAR VISION (焦点が遠くなる)

・瞳孔散大筋(dialator pupillae)のα1ARが活性化

--> 瞳孔散大筋が収縮

--> 瞳孔が開く

--> FAR VISION (多くの光が網膜に届くようになる)

どちらも闘争-逃走の状況に有利になる応答である.

 

 毛様体筋(Ciliary muscle)の収縮

Ciliary Muscle Contracted Images, Stock Photos & Vectors | Shutterstock

https://www.shutterstock.com/search/ciliary+muscle+contracted

毛様体筋はレンズの周りを囲む筋肉である.

・筋肉が弛緩した状態ではチン小帯(Zonular fibers)が張る.

--> レンズも引っ張られて薄くなる

--> 遠くに焦点が合う

・筋肉が収縮するとチン小帯が緩む

--> レンズが厚くなる(図の右)

--> 近くに焦点が合う

(教科書では矢状断のレンズ写真をよく見ると思う.でもそれだと収縮すると,チン小帯が緊張するのだと誤解しやすい.一方,冠状断で毛様体筋が輪っかになっていることを見ると,イメージしやすく,誤解も減るだろう)

 

唾液腺のβ2AR活性化は粘性の高い唾液分泌につながる

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31:01

・Salivary glands(唾液腺)の細胞にはβ2ARが発現している.

Salivary glandsのβ2ARが活性化

--> H2O & electrolyte(電解質)に富んだ唾液の分泌減少.一方,mucin(ムチン)とSalyvary enzymes産生により,粘性の高い唾液が分泌されるようになる.

・唾液腺に向かう血管にはα1ARが発現している.

血管のα1ARが活性化

--> 血管収縮

--> 唾液腺への血流量減少

--> 唾液腺への H2O & electrolyte供給が減少

 

 交感神経(postganglionic neuron)からのNE放出

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35:32

 Preganglionic motorneuron(?)がpostganglionic neuronにシナプスをつくる.その後,目的の器官に投射して,NE(Norepinephrin)を放出する機構は以下の通り.

軸索終末に活動電位が到達

--> 細胞膜が脱分極すると,電位依存性Ca2+チャネルが活性化・開口

--> Ca2+の流入により,シナプス小胞がエキソサイトーシス

--> NEが放出

--> NEは目的の器官に発現するARに結合して応答を引き起こす.それとともに,自身のα2ARにも結合.

-->α2ARは,K+チャネルを開口させ,膜を過分極させるとともに, ACの活性を抑制し,cAMP産生を抑制.

--> PKA活性減少

-->電位依存性Ca2+チャネルの活性減少

--> NE放出減少

 

 

 

今回の疑問

・β2ARの活性化が細胞の弛緩につながるメカニズム(筋組織などで)

・酸素減少とアデノシン上昇によって,心臓への血流量が増えるメカニズム

 

今回カバーされていない内容で,今後記事にしたいこと

・平滑筋と骨格筋のCa2+による収縮メカニズム

・ホスホリパーゼのサブタイプ

・キナーゼ(PKC,PKAやCalmodulinなど)のターゲット分子

・Myogenic mechanism

 

Neurology | Sympathetic Nervous System

 YoutubeでNinja Nerd Lectureという医学系の講義動画があります.解剖学や生理学だけでなく,化学や神経科学の動画も上げていて,非常に見応えがあります.シンプルで味のある図とともに,生命の現象や構造を説明していき,かつそれらの役割や目的と一緒に,1つ1つパズルをはめ込んでいくように説明していくのでとても面白いです.講義は全て英語ですが,専門用語を随時調べながら聞いていけば,難しすぎることはないと思います.しかし,やはり英語が苦手な方もいますので,ここでは個人的な勉強も(大いに)兼ねて,Ninja nerdの講義を文字に起こしていこうと思います.

出来るだけ正確に写していこうと思います.翻訳や内容の間違いについては,指摘していただければ嬉しいです.なお,?マークは正しい訳語がわからない時につけていますので,日本語での用語を教えていただければ幸いです.

 

では,今回は「Neurology | Sympathetic Nervous System」をお届けします.

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今回は,Sympathetic nervous system(交感神経系)についての講義である.Autonomic nervous systemの講義では,ganglia(神経節)やparasympathetic nervous system(副交感神経系)について簡単に紹介した.そして,今回はsplanchnic nerve(内臓神経?)について,そのTerget organs(効果器)とともに,より具体的に見ていく.

 

 Thoracolumber(胸腰部) outflow

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0:38

まず,彼が指差す先の脊髄には,Thoracolumber(胸腰部) outflowがある.これは,T1~L2 (/L3)からなる交感神経である.青色で示すのは,preganglionic motor neurons(節前運動神経?)の細胞体である.これら細胞体は,intermediolateral column(中間質外側柱),もしくはlateral gray hornにある.

 

prevertebral ganglia

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1:30

脊髄の外側には,Ganglia (神経節)が複数連なっている.神経節とは,中枢神経系以外の末梢部にある,細胞体の集合のことである.特に脊髄の横側にある神経節をChain ganglia(傍神経節)と呼び,脊髄の前側にある神経節をprevertebral ganglia(脊椎神経節)と呼ぶ.prevertebral gangliaは,collateral gangliaやpreaortic gangliaなどとも呼ばれる.今回は,このprevertebral gangliaについて注目して説明する.

SCG, MCG, ICG

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2:40

prevertebral gangliaの頭側には,以下の3つの神経節がある.

SCG (Superior Cervical ganglion: 上頸神経節)

MCG (Middle Cervical gangion: 中頚神経節)

ICG (Inferior Cervical ganglion: 下頚神経節)

※ 人によっては,ICGとすぐ下の胸部神経節が融合して,stellate ganglionと呼ばれる構造をとることもある.

 

Corotid plexus

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9:17

preganglionic motor neuronsのT1~T3は,Chain gangliaを通過して,SCGでシナプスを形成する.SCGの神経は頸動脈を周回(Corotid plexus: 内頸動脈を囲む神経叢)して,眼をはじめとする器官に投射する.
 

眼,唾液腺,涙腺

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8:53

眼に投射したSCG神経は,NE(Norepinephrine)を放出して,dialator pupillae(瞳孔散大筋)の収縮を促す.これにより,Far Vision(広い視野)が獲得でき,交感神経が活性化する状況(flight-or-fight)で有利に動くことができるようになる.(つまり,敵を早く見つけて逃げたり,戦ったりすること).また,CIliaris(毛様体?)にも投射し,毛様体筋を収縮させる.これにより,レンズが薄くなる.この結果,遠くまでピントが合うようになる.

Salivary glands(唾液腺)に投射したSCG神経もNEを放出する.NEは血管の平滑筋にも作用し,収縮を促す.収縮するとsalivary glandsへの血流量が少なくなる,つまり分泌する物質(つまり唾液)の供給が減少する.また,NEは唾液腺細胞にあるアドレナリン受容体(※エピネフリン=アドレナリン)に結合することで,Mucin(ムチン)の産生を促進する.MucinはGlycoproteinで,唾液がThickでviscousになる(粘性が高くなる).

Lacrimal glands(涙腺)に投射したSCG神経はNEを放出し,Lacrimation(涙の分泌)を抑制する.

 

心臓,食道,肺

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14:12

MCGとICGの交感神経は,大きく3つの器官に投射する.SCG神経の一部も合流する.

・心臓へ投射するCardiac plexus(心臓神経叢)

2ヶ所に作用する.1つはnodal cellsに作用し,Heart rates(HR)を上昇させる.もう1つは,myocardium muscle cells(心筋細胞)に作用し,収縮を促進する.その結果,Cardiac output(CO: 心拍出量)を増加させ,ひいては血圧の上昇につながる.

・食道へ投射する pleux (食道神経叢)

蠕動運動の抑制.(食道で蠕動運動あるの?)

・肺へ投射するPulmonary plexus (肺神経叢?)

Branchioles(細気管支)の拡張を引き起こす.また,Branchial arteries(?)における平滑筋の収縮を促すことで,気管支が拡張できるスペースを大きくすることができる.そして,血管からの分泌も抑制される.

 

T1-T5

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15:40

T1~T5は,Chain gangliaにシナプスを作ることもある.Chain gangliaの神経は,SCG/MCG/ICG由来の神経と合流して,先ほどの3つの神経叢になる.(この辺りは教科書によって曖昧)

 

Greater splanchnic nerve

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17:00

T5-T9は,chain gagliaに投射せずに,そこを通り抜け,Greater splanchnic nerve (大内蔵神経)となる.この神経はCeriac ganglion(腹腔神経節)と呼ばれるparaganglionに投射する.

 

Ceriac ganglion

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18:05

Ceriac ganglionは様々な器官に投射する.

 

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20:29

その1つとして胃があり,そこではエネルギー消費の多い蠕動運動を抑制する.もう1つ重要な働きとして,吸収や分泌を抑制することがある.(Splanchnic circulationを減少させるために,血管を収縮させる.アスピリンやアルコールの吸収を抑制する.) また,pyloric sphrincter(幽門括約筋)の収縮を促す機能もある.これにより,食物が胃からduodenum(十二指腸)へ流れるのを防ぎ,やはり消化機能を抑制する.

(幽門括約筋の収縮と蠕動運動の抑制は何かが違う.それは前者がa1AR,後者がb2ARという受容体の違いが原因であると言っていたが,理解していない)

 

肝臓,胆管,すい臓,脾臓

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23:13

Ceriac ganglionは肝臓にも投射する.そこでは,Glycogenolysisを促進する.これにより,血糖値が上昇し,来たるエネルギー消費(戦ったり,逃げたり)に備えることができる.

また,Biliary tree(胆管) flowを減少させる作用もある.これにより,乳化の抑制,つまり消化機能が抑えられる.

そして,すい臓ランゲルハンス島のα細胞とβ細胞にも作用する.α細胞からはグルカゴン,β細胞からはインスリンが分泌される.この場合,β細胞を抑制し,インスリン産生を抑制する.この結果,血糖値を維持し,エネルギー消費に備えることができる.一方で,α細胞のグルカゴン産生を亢進させる.その結果,グリコーゲン分解を促進する.

(疑問:インスリンの効果は,肝臓や筋肉,脳などの細胞で,GLUTの細胞膜露出を促進し,グルコースの取り込みを亢進する,そして,グリコーゲンの産生を促すことである.では,インスリンが減少すれば,これらの器官でグルコース取り込みが減少し,エネルギー消費に備えることができなくなるのではないか?)

 最後に,splenic contraction(脾臓の収縮)も促す.ここでは,あまり重要ではないらしい.

 

副腎髄質

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25:27

Greater splanchnic nerve (GSN,大内蔵神経)は,他にも投射先がある.Adrenal medulla(副腎髄質)である.

一般に,Sympathetic preganglion neuronsは短く,Sympathetic postganglionic neuronsは長い.しかし,副腎髄質への投射は例外で,preが長く,postが短い.そして,この短いpostganglionic neuronsは,Chromaffin cells (クロム親和性細胞)と呼ばれる.またこの細胞は,Intramural ganglion(?)で,二種類の化学物質を血中に放出する.1つはNE (Norepinephrine), もう1つはEpi(Epinephrine).これらは,ローカルに作用するprasympathetic nerveと比べて,血液を介して身体中に広く作用する特徴がある.

 

Superior mesenteric ganglion

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27:58

Greater splanchnic nerveは,Superior mesenteric ganglion(上腸間膜動脈神経節?)にも投射する.この神経はsuperior mesenteric artery(上腸間膜動脈)に化学物質を放出して,腸の様々な場所に作用する.様々な場所(省略)に作用するが,その効果はシンプルである.つまり,蠕動運動,吸収または分泌の抑制で,いずれも消化を抑制するはたらきを果たす.

 

Lesser Splanchnic nerve,腎臓

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31:23

T10, T11は,Lesser Splanchnic nerve(LSN, 小内臓神経)と呼ばれ,Chain gangliaを通過し,Aorticorenal ganglion(大動脈腎動脈神経節?)にシナプスを作る.この後,神経は腎臓に投射する.その効果は以下.

・血管収縮 --> 血流減少 --> Urine(尿) productionの抑制

・JG cells(傍糸球体細胞)のβ1受容体刺激 --> Renin放出 --> Angiotensin Ⅱ cascade --> aldosterone(adh)の分泌 --> 血圧上昇

交感神経が活性化する状況では,腎臓や胃,腸などのfight-or-flight時には必要ない器官への血流量は減少する.一方で,Renin-Angiotensin-aldosterone系を活性化したり,心拍や拍出量を増加させることで,血圧を上げ,脳や筋肉など,fight-or-flight時に必要な器官への血流を増やしている.

 

Least splanchnic nerve,尿管

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33:44

T12は,Least splanchnic nerve(?)と呼ばれ,Chain gangliaを通過するが,神経節に今まで通りシナプスを作らない.というのも,ここの神経節は広く散在し,Renal plexus(腎神経叢?)と呼ばれる.この神経叢由来の神経は,ureter(尿管)に投射し,尿管の蠕動運動を抑制することで,尿の産生を減少させる.

 

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34:19

 L1-L2/L3は,Lumber splanchnic nervesと呼ばれ,Chain gangliaを通過し,合流する.そして,先ずは腸に投射する.

 

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35:58

Lumber splanchnic nerves(腰内臓神経?)は,Inferior mesenteric ganglion(下腸間膜動脈神経節?)にシナプスを作り,この神経は腸に投射する.そこでは,やはり蠕動運動を抑制し,消化を妨げるように働く.

 

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L1-L3神経には,T12が合流することがある.全てChain gangliaを通過するが,L4を通過することもある.通過した後は,同じくLumber splanchnic nerveと呼ばれ,膀胱に投射する.

 

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40:22

Lumber splanchnic nerveは,2つの神経節/神経叢にシナプスと形成する.

・Superior Hypogastric ganglion(下腹神経節)

Detrusor muscle(排尿筋)に投射し,筋細胞のβ2/3受容体を刺激 --> 筋収縮を抑制 --> mictrition(排尿)の抑制

α1ARを発現する(Internal)sphincter(括約筋)の収縮を促進 --> 排尿の抑制

・Intermesenteric plexus(?)

Inferior mesenteric arteriesの間にあるからInterと冠される.複数の投射先がある.Superior mesenteric nerves,Inferior mesenteric nerves,またhypogastric nervesと合流する(?).

 

T10~L2(Sacral splanchnic nerves)から生殖腺へ投射

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43:20

T10~L2神経はsacral splanchnic nervesとして,Chain gangliaを通過して,Gonads(生殖腺)へ投射する.雌であれば,vagina(膣)やOvary(卵巣)であり,雄であればpenis(陰茎)やscrotum(陰嚢)である.

交感神経系が活性化した場合,雄ではEjaculation(射精)が促される.一方,雌では状況によって発現するアドレナリン受容体が変化する(α1AR-->β2AR)ので,以下のようになる.

・Non-pregnant(妊娠していない時)-->α1ARの活性化--> Uterine contraction(子宮収縮)

・Pregnant (妊娠時)--> β2ARの活性化 --> 子宮弛緩

妊娠時に子宮が収縮して,胎児が出てきたら大変である.

 

生殖腺への寄与は,Inferior Hypogastric plexus由来の神経が大きい

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44:57

生殖腺へ投射する神経としての寄与について,Sacral splanchnic nerves(仙骨内臓神経)の寄与は少ないとされている.一方,寄与が大きいのは,Lumber splanchnic nervesが投射するHypogastric ganglion由来の神経である.この神経をInferior Hypogastric plexus(下下腹神経叢?)という.左右一対になって生殖腺へ投射する.

 

交感神経系の制御は視床下部とlimbic nucleiから主に受ける

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47:00

脳のHypothalamus(視床下部)とlimbic nuclei(大脳辺縁系?)由来の神経が,presynaptic fibersになって,postsynaptic gangliaに投射することで,交感神経系を制御する.部分的に大脳皮質からの制御も受ける.

 

日本語の用語について

以下のサイトを主に参考にしました.

痛みと鎮痛の基礎知識 - Pain Relief ー神経節

wikipediaWeblioなどの翻訳もたまに使っています.

 

脳を司る「脳」,毛内拡著,ブルーバックス,2020

 

 

 

ブルーバックスから神経生物学の本が出るのは久しぶりではないでしょうか.書店で中身を眺めてみて,面白そうだと思ったから読むことにしました.タイトルは,脳を司る「脳」.脳の重要な要素に神経細胞がありますが,それだけでは成り立ちませんというお話から始まります.では,神経細胞以外の重要な要素とはなんでしょうか?

グリア細胞や脳血管,脳脊髄液です.

では,これらはどのように重要なのでしょうか.そういうことが本書では紹介されています.

 

第1章 情報伝達の基本,ニューロンのはたらき

脳脊髄液の流れについて

脳脊髄液は,脳の中央にある脳室で作られている.脳室は左右に一対あり,側脳室と呼ばれている.脳室で作られた脳脊髄液は,すぐ下の第三脳室に流れる(側脳室が2つあるから,これが第三と呼ばれる).第三脳室から,中脳水道を通って,第四脳室に行く.

シンプルでわかりやすい図が載っている.第四脳室は脳幹と小脳の間くらいにありました.

側脳室は北欧にいる鹿の巻き角みたいで,どう流れるんだろうと思いました.

 

脳脊髄液について

そもそも脳脊髄液は,血液が濾過されて作られます.だから,脳室には血液を濾過する脈絡叢という場所があります.毛細血管が貼られていて,そこから染み出してきます.

 

脳細胞の内と外で異なるイオン濃度

イオン,外の濃度/ 内の濃度

Na+   ,150 mM/ 15 mM

K+,5 mM/ 100 mM

Ca2+,2 mM/ 0.2 uM

意外と大事なイオン濃度.Ca2+こんなに少ないんだなあという印象.

 

量子仮説

1950年代にカッツらによって提唱された.

1つの小胞からは,必ずまとまった量の伝達物質が放出されるというアイディアが提唱され,量子仮説と呼ばれています.量子というのは,現代の言葉でいうと「パケット」であり,携帯電話やインターネットで一度に同時に送る「情報のまとまり」のことを指す言葉です.(中略)アセチルコリンは,一回の活動電位で100~300個の小胞が1パケットとして放出されると考えられています.ちなみに,1つの小胞の中にはアセチルコリン分子が約6000個含まれれているとされています.

少し誤解しやすいところだと思う.自分の理解では,1つの小胞が放出されて起こるシナプス高細胞での応答がいつも同じ.でも,一回の活動電位で前細胞から放出される小胞の数(パケット)に違いがあると,後細胞での応答も変わってくる.(余談だけど,TTX処理によって活動電位を抑えると,活動電位による放出は無くなるんだけど,前神経から漏れ出る小胞があるとされる.これにより,postで応答が起こるんだけど,これをmEPSPと呼ぶ.mEPSPの頻度から,preの放出確率とかが推測できるらしい)

どうやって1つの小胞に大体6000個くらいって決まるのだろう?と思った.

 

Kiss-and-run

活動電位に伴うシナプス小胞放出は,完全な膜融合によるものではなく,部分的に融合して短時間のうちに戻るとする説.

初めて聞きました笑.

 

今日はここまで